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負担割合の計算方法と耐用年数

国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」にもとづく、借主の負担割合の計算方法と、部位ごとの耐用年数の一覧です。

負担割合の計算方法

国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、通常の使用による損耗(経年変化・通常損耗)は貸主の負担です。 借主の故意・過失や手入れ不足による損耗は借主の負担ですが、その場合も設備の経過年数に応じて負担割合が下がります。

借主の負担割合 = 1 −(経過年数 ÷ 耐用年数)
耐用年数を過ぎると、残存価値は1円(≒0%)になります。

たとえば耐用年数6年のクロスを入居時に新品で張り替え、3年で退去した場合、借主の負担割合は50%です。 4年8か月なら 1 −(56 ÷ 72)≒ 22% になります。入居時点ですでに古かった設備は、その年数を足して数えます。

部位ごとの耐用年数

部位・設備耐用年数
フローリング(部分補修)経過年数を考慮しない
フローリング(全体張替)建物の耐用年数
クッションフロア6年
カーペット6年
畳表経過年数を考慮しない
畳床6年
壁・天井クロス6年
襖紙経過年数を考慮しない
障子紙経過年数を考慮しない
室内ドア・窓・網戸などの建具経過年数を考慮しない
柱経過年数を考慮しない
エアコン・ストーブ等の冷暖房機器6年
電気冷蔵庫6年
ガスコンロ等のガス機器6年
インターホン6年
流し台5年
家具(金属製以外。書棚・たんす・戸棚等)8年
金属製の器具・備品15年
便器15年
洗面台15年
その他の給排水・衛生設備15年
ユニットバス建物の耐用年数
浴槽建物の耐用年数
下駄箱(建物に固着したもの)建物の耐用年数

建物の耐用年数: 木造 22年、木骨モルタル造 20年、RC造・SRC造(マンション等) 47年、レンガ造・石造・ブロック造 38年、鉄骨造(肉厚4mm超) 34年、鉄骨造(肉厚3mm超〜4mm以下) 27年、鉄骨造(肉厚3mm以下) 19年

住んだ年数ごとの負担割合の早見表

入居時に新品だった設備を、借主の故意・過失で傷めた場合の借主の負担割合です。年数を押すと、その年数で退去したときの解説が開きます。

部位(耐用年数)1年2年3年4年5年6年7年8年9年10年
壁・天井クロス(6年)83.3%66.7%50.0%33.3%16.7%1円1円1円1円1円
クッションフロア(6年)83.3%66.7%50.0%33.3%16.7%1円1円1円1円1円
カーペット(6年)83.3%66.7%50.0%33.3%16.7%1円1円1円1円1円
畳床(6年)83.3%66.7%50.0%33.3%16.7%1円1円1円1円1円
エアコン・ストーブ等の冷暖房機器(6年)83.3%66.7%50.0%33.3%16.7%1円1円1円1円1円
ガスコンロ等のガス機器(6年)83.3%66.7%50.0%33.3%16.7%1円1円1円1円1円
インターホン(6年)83.3%66.7%50.0%33.3%16.7%1円1円1円1円1円
流し台(5年)80.0%60.0%40.0%20.0%1円1円1円1円1円1円
家具(金属製以外。書棚・たんす・戸棚等)(8年)87.5%75.0%62.5%50.0%37.5%25.0%12.5%1円1円1円
便器(15年)93.3%86.7%80.0%73.3%66.7%60.0%53.3%46.7%40.0%33.3%
洗面台(15年)93.3%86.7%80.0%73.3%66.7%60.0%53.3%46.7%40.0%33.3%
金属製の器具・備品(15年)93.3%86.7%80.0%73.3%66.7%60.0%53.3%46.7%40.0%33.3%

出典:

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